SAKURABLOG

手取り14万 都内一人暮らしの奮闘記

憧れの東京で一人暮らし 転職を決断するきっかけになった「嫌われる勇気」

こんばんは。さくらだりこです。

 

今回は私が転職に悩んでいた時に背中を後押ししてくれた本をご紹介していきます。

 

 

考え方を変えてくれた1冊の本

 

「嫌われる勇気」

 

私は美容師アシスタントをしています。

 

最初の職場に就職してから3ヶ月くらいでもうやめたいと思うようになりました。

 

理由としては自分の好きな分野を仕事にしているのに全く楽しくないと感じていたからです。

 

お客様の髪形を変えて容姿を美しくするのを支えていく仕事です。

 

しかし、毎日癖のあるスタッフに気を遣いアシスタントが私一人しかいなかったこともあり気を許して会話をできる人が職場に一人もいませんでした。

 

お客様のことを一番気にかけるべきなのに、そのスタッフの機嫌が一番気になって毎日びくびくしながら仕事をしていました。

 

その態度はお客様にも伝わっていたと思います。

 

他のスタッフも期限がころころ変わり態度にも出してくる様子を見て愚痴をこぼしていましたが、本人の前では猫かぶりまくりでした。

 

私は仕事が楽しめない状況を何とかしたくて本を読み始めました。

 

自己啓発本を特にたくさん読みました。

 

読み終わったその瞬間は感化されて気持ちを入れ替えてんばろうと思うのですが、仕事に行って朝そのスタッフの顔を見るともう怖くて帰りたくてしょうがなくて結局今までと変わらず怯えながら一日を乗り越えていました。

 

そんな毎日を過ごしていくうちに諦めが出てきて一生この人に気を遣いながら言仕事していくんだろうなと思っていました。

 

その時はやめたいという勇気がありませんでした。

 

人数不足でやめられないと思っていたし、なんて言われるのかが怖くてボロクソ言われるんだったらご機嫌撮って我慢すればいいやと思っていました。

 

でも本を読むことは続けていました。

 

そして手に取ってみたのが「嫌われる勇気」です。

 

最初は話題だし読んでみようかな程度の気持ちでした。

 

しかし、読み進めていくと絶妙に私の痛いところをついてきました。

 

アドラー心理学に触れている本で、まず私がはっとさせられたのは目的論で考えるというところです。

 

私は結局変化を恐れているんだと気づきました。

 

ボロクソ言われるのが嫌だからではなく、再就職活動をしても自分を受け入れてくれるところなんてないんじゃないかと心のどこかで思っていたのです。

 

仮に新しい職場を見つけてもまた同じことを繰り返すことが怖かったのです。

 

だからやめたいと言い出せなかったのです。

 

さらに読み進めていくと、自分の課題と他者の課題を分離するとありました。

 

自分がどう考えてどんな行動をとるかまでかが自分の課題。

 

他者がどう思うかは自分の課題ではないので踏み込まない。

 

たとえ親であってもです。

 

自分の行動に対して他者がどう思うかなんて自分ではコントロールできないのです。

 

これに気づけたのは私にとって大きいことでした。

 

気分屋のスタッフからどう思われようが私には関係ないんだと思えました。

 

その後決心を固めて退職の旨を伝えました。

 

案の定ボロクソ言われましたが、平常心は保つことができました。

 

そして話し合いを重ねついに退職して憧れの東京で働くことができています。

 

嫌われる勇気は私に大きな決断をさせてくれました。

 

ぜひ皆さんにも読んでいただきたい一冊です。

 

読んだことがない方はぜひ読んでみてください。